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全 1372 条
「第13条」の検索結果 — 1 件
被保佐人が次に掲げる行為をするには、その保佐人の同意を得なければならない。
2ただし、第九条ただし書に規定する行為については、この限りでない。
3元本を領収し、又は利用すること。
4借財又は保証をすること。
5不動産その他重要な財産に関する権利の得喪を目的とする行為をすること。
6訴訟行為をすること。
7贈与、和解又は仲裁合意(仲裁法(平成十五年法律第百三十八号)第二条第一項に規定する仲裁合意をいう。)をすること。
8相続の承認若しくは放棄又は遺産の分割をすること。
9贈与の申込みを拒絶し、遺贈を放棄し、負担付贈与の申込みを承諾し、又は負担付遺贈を承認すること。
10新築、改築、増築又は大修繕をすること。
11第六百二条に定める期間を超える賃貸借をすること。
12前各号に掲げる行為を制限行為能力者(未成年者、成年被後見人、被保佐人及び第十七条第一項の審判を受けた被補助人をいう。以下同じ。)の法定代理人としてすること。
13家庭裁判所は、第十一条本文に規定する者又は保佐人若しくは保佐監督人の請求により、被保佐人が前項各号に掲げる行為以外の行為をする場合であってもその保佐人の同意を得なければならない旨の審判をすることができる。
14ただし、第九条ただし書に規定する行為については、この限りでない。
15保佐人の同意を得なければならない行為について、保佐人が被保佐人の利益を害するおそれがないにもかかわらず同意をしないときは、家庭裁判所は、被保佐人の請求により、保佐人の同意に代わる許可を与えることができる。
16保佐人の同意を得なければならない行為であって、その同意又はこれに代わる許可を得ないでしたものは、取り消すことができる。
保佐人同意を要する行為の列挙
重要な財産行為を限定列挙(元本領収・利用、借財・保証、不動産等重要財産の得喪、訴訟行為、贈与・和解・仲裁合意、相続承認・放棄、贈与の申込拒絶、新築・改築・増築・大修繕、長期賃貸借等)。1項列挙の趣旨は、定型的に被保佐人を害するおそれの高い類型を明示化することで取引の安全と本人保護を両立させる点にある。
日用品購入と日常生活行為
9条ただし書を準用し、日用品の購入その他日常生活に関する行為は同意不要。本人の自己決定権を尊重する1999年改正の中核思想。
同意権の拡張(2項)
家裁は申立てにより1項列挙以外の行為についても同意を要する旨の審判ができる。ただし日常生活行為は除外。
同意に代わる許可(3項)
保佐人の同意を得るべき行為につき、保佐人が被保佐人の利益を害するおそれがないにもかかわらず同意しないときは、家裁が同意に代わる許可を与えられる。
取消権(4項)
同意又は許可を得ないでした行為は取消し可能(120条1項により本人・保佐人)。判例(最判昭52・3・25)は、同意なき訴訟行為は無効ではなく取消し可能と解する。
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